長崎県の中央部に位置する諫早市は、九州新幹線西九州ルートの開通を2022年に控え、駅再開発工事をはじめとした新幹線効果を見越したまちづくりが進められています。そんな諫早市の東部に位置する当現場は、既存病院の老朽化による移転新築工事として既存病院敷地に近接する敷地にて施工しています。敷地が住宅街に隣接していることもあり、様々な形で近隣住民の方への配慮をし、コミュニケーションを取りながら工事を進めてまいりました。また、新築建物は多翼型の形状をしており、建物周囲の余地が少ないため、仮設計画(揚重機、工事車両設置位置・動線)、躯体工区分けも含めた工程計画については、様々なシミュレーションを繰り返し、支店統括、諸先輩方のアドバイスを受け、組み立てていきました。その甲斐もあり、躯体工事は予定通り完了し、現在、内外装工事がピークを迎えています。支店、現場担当社員、協力会社が一致団結し、自分の担っている仕事に意義と誇りを持ち、笑顔でゴールテープを切れるよう、尽力致します。
余談ではありますが、当現場では単身赴任者、独身者の栄養面の改善、社員間のコミュニケーションの一環として、毎週木曜日を『炊き出しの日』と題し、現場事務所で昼食を作り、食しています。メニューは各社員にリクエストを募り、それを低予算、短時間で調理し、みんなで食べる。これまで欠かすことなく、続けてきました。同じ釜の飯を食い、チームワークの向上に繋がっています。ぜひお試しを。
調理風景
アンチョビパスタ
工事名 | 医療法人 横尾病院新築工事(建築) |
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工事場所 | 長崎県諫早市川床町395-2、400-1 |
発注者 | 医療法人 横尾病院 理事長 横尾秀康様 |
工期 | 2018年3月20日~2019年11月30日 |
工事概要 | RC造 4階建 用途:病院 延床面積 10,734.56㎡ |