松尾建設では、1999年に医療・福祉分野に特化した専門部署(ソリューション部)を設置し、お客様の施設計画だけでなく、運営面の支援も開始しました。
医療・福祉事業を取り巻く環境は年々厳しくなっていく中で、医療と福祉の連携などサービスの多様化も求められています。地域に求められるサービスの提供とお客様の立位置を明確に理解し、お客様が抱える様々な問題の解決と進むべき方向性を共に考え、地域に選ばれる施設づくりのお役に立てることを目指しています。
地域に選ばれる施設であるためには、サービスの質とともに建物の質も重要な要素と考え、次の三要素のバランスに注力して「部分最適化」になりがちな施設計画において「全体最適化」を目指すように心掛けています。
施設計画では、第一に利用者ファースト考え、目線や動線など利用される方(患者・入所者など)に分かりやすくやさしい計画に心掛け、ベストアメニティの提供を目指しています。また、質の高いサービスを提供する上でも、働きやすい職場環境の提供が必要であり、スタッフ動線や見守りおよび部門間連携とスタッフアメニティにも十分配慮した施設計画を心掛けています。
加えて、将来永続的に事業を継続するには収益性も非常に重要なファクターとなり、多額の投資が必要となる施設整備においては事業性も念頭に置き、「ムダ」をなくし「メリハリ」の効いたコストパフォーマンスの高い施設計画をご提案します。
変わりゆく医療・福祉を取り巻く環境において、すべての団塊の世代が75歳以上になる2025年にむけて、どのように対応するか大きな課題です。
しかし、さらにその先の高齢者人口の減少が始まる2042年以降がさらに重要になるものと考えられます。 「マーケット・イン」の発想を持ち、地域で果たすべき役割、求められているニーズに対応していけるかが重要といえます。また、「地域に選ばれる」とは、患者・利用者様から選ばれるだけでなく、職場として選ばれることも、今後、生産年齢人口がさらに減少して行く中で非常に重要となります。
松尾建設では、お客様に有益な情報の提供や事業計画の作成および事務手続きなどを通じて、地域で選ばれる施設づくりのソリューションを提供します。