ハイパー耐震工法

新しい耐震補強工法

ハイパー耐震工法とは、松尾建設を含め数社で共同開発した特許工法です。コンパクトな材料を使い、ブレースが無く、完成後の建物の外観や使い勝手が殆んど変わらない工法です。

ハイパー耐震工法のメリット

補強の特徴:コンパクトな材料で柱(及び梁の一部)のみを補強するブレースがない工法
工程:補強工事期間が短く大掛かりな仮設も不要のため工期を短縮できる
工事エリア:コンパクトな材料は手で運搬できるため工事スペースは最小限で可能
工法の特性:低強度の建物でも補強が可能でコンクリートを傷めるアンカー工事が少ない
環 境:工事中の騒音・振動・粉塵が少なく、周辺環境への影響が少ない

ハイパー耐震工法の施工方法

コンパクトな材料を用いて騒音・振動・粉塵の少ない施工を行います。

ハイパー耐震工法の実績

ハイパー耐震工法で補強した校舎は平成28年4月に発生した熊本大地震でも建物の被害はありませんでした。

建物名:中学高校校舎
所在地:熊本市
延床面積:鉄筋コンクリート造 地上4階
構造規模:5,145.13㎡
竣工年度:1962年(昭和37年) 築54年
I s 値 :0.275(補強前)→0.708(補強後)(文部科学省の基準 Is値=0.7以上)
工事期間:平成27年7月~平成28年3月
補強箇所数:全周巻き40ヶ所、外付け40ヶ所、外付PCアウトフレーム:殆んど外観・内部に変化なし


  • バルコニー側(外付け補強)

  • 教室廊下(全周補強)