免震構造の基本原理

 地震力に対する建物の構造設計において、従来の「耐震」設計法に加えて、地震力を抑制または制御し、そのエネルギーが建物に伝わらないようにする「免震」あるいは「制振」という考え方が近年導入されるようになってきました。

 「耐震構造」、「免震構造」、「制振構造」に分類・定義されますが、これらの内、「免震構造」の基本原理をわかりやすく模式化したものを右図に示します。

 理想的な免震構造建築物は、上部建物がひとつの硬いかたまりとして地面に平行にゆったり揺れる状態になります。

 

免震構造建築物とは

 地震時の揺れによって建物がうける力を低減するために免震装置を使った建物が免震構造建築物です。

 この免震装置を上部建物と基礎との間にいれることで、地盤と建物を絶縁し、地震から受ける力を低減し、建物や中にいる人を守ることが可能になります。

 このように免震構造建築物は、地震に対する反応をコントロールするタイプの建築物です。

免震構造建築物は、建築基準法第38条(特殊な材料または構法)に該当するため、個々の物件ごとに(財)日本建築センターの評定(学識経験者による構造設計及び耐久性・維持管理に関する審議)を受けなければいけません。

(参考)日本免震構造協会

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